健康食品・サプリを考える(第53回石川県消費者大会)

テーマ 「健康食品・サプリを考える」
開催日時 2023年11月10日(金)13:30~16:00
開催場所 石川県地場産業振興センター及びオンライン
主  催 石川県消費者大会実行委員会
(石川県労働者福祉協議会、日本労働組合総連合会石川県連合会 石川県生活協同組合連合会、食とみどり・水を守るいしかわネットワーク、石川県青年団協議会、石川県退職者連合、石川県退職女性教職員の会、石川県勤労者協議会連合会、NPO法人消費者支援ネットワークいしかわ)
後  援 石川県、金沢市
参  加 会場参加81名、オンライン参加23名 
1.講 演
テーマ「ニセ科学視点から健康食品・サプリを考える」
講 師 左巻 健男 氏 (東京大学非常勤講師)

講師の左巻氏

〈要旨〉
 ニセ科学に騙されない!ニセ科学を見抜くセンスを持つには、「たった一つのもので、あらゆる病気が治ったり、健康になったりする万能なものはない」ということを・・・。知って欲しい。「お金がかかる」のはおかしい。医薬品は膨大な労力・研究費が掛かるので高額になるが、サプリ等ではお金が掛からない。ネットや本でまともな情報を調べてみることが重要である。
オーガニックと聞くと健康と思うが、鳥等はオーガニック飼育だと放し飼いになっていて、その土地の土からいろいろな元素を取り入れて、場合によってはヒ素等を取り入れている。 また、無農薬栽培もよいと言うが、無農薬野菜だと虫に食われ、そこからカビが出来る。 そして、野菜自身からカビに対抗した天然農薬なるものが出来る。その天然農薬は発がん性がある。オーガニックだから安心、安全ではない。多面的に考える、物事を見ることが重要である。

2.県内団体の取り組み報告

テーマ「終わらない?健康食品の定期購入問題」
報告者 消費者支援ネットワークいしかわ 副理事長 村上 裕 氏

消費者支援ネットワークいしかわ村上副理事長

〈要旨〉2022 年度に全国の消費生活センター等が受け付けた相談約90 万件のうち10 万件が定期購入であった。 定期購入の全国的な問題から2021 年に「特定商取引法」が改正され、消費者保護の動きが強まったが、結果からみると法律改正の効果がほとんどない。
 その原因は、業者の方がすり抜ける対策をとっており、 例えば「定期購入である」ことの表示は適切になったが、1回商品を購入して2回目に止めようと思っても、期間が限定的であること等である。
 対策として、消費者がお試し価格より高いものはないとの認識を持つこと。細かい注意書きを見逃さないこと。わかりにくい表示にしている業者は信用できないということ。ネット通信等の通信販売にはクーリングオフはないので、契約時は慎重に行うことなど意識することである。

会場の様子