第48回石川県消費者大会
日時 2018年3月28日(水)
場所 県地場産業振興センター本館3階第5研修室
参加者数 103名
内容
○講演会
テーマ「こどもの貧困~地域連携でできること」
講 師 幸重 忠孝氏(写真)
幸重社会福祉士事務所代表
こどもソーシャルワークセンター 理事長
○報告 ①県内のこども食堂の現況について
かなざわっ子nikoniko倶楽部 喜成 清恵 氏
②いしかわフードバンク・ネット(仮称)準備会の進捗
金沢エコライフくらぶ 代表 青海万里子 氏
概要
・現在、日本の子どもたちの7人に1人は相対的貧困といわれている。衣食住が欠けている絶対的貧困に近い生活の場合は社会的養護や生活保護などの福祉サービスが支えている。しかし、周りから気づいてもらえない、見えにくい相対的貧困家庭の子どもを救う福祉サービスがほとんどない。
・そういう子どもたちの支援として、夜の居場所「トワイライトスティ」と「フリースペース」(少数のしんどい子を支援するターゲット型。)、子どもたちが気軽に来られる地域の居場所「子ども食堂」と「寺子屋」(オープン型)など地域連携で行ってきた取り組みが紹介された。こども食堂はどんな子どもも参加でき、地域の交流の場にもなっている。